江別市の除排雪対応への意見
経済建設常任委員会で各議員・各会派の意見の取りまとめを行うとのことで、私なりの意見をまとめ、以下の内容で提出させて頂きました。
除排雪体制について
自民クラブ 角田 一
●契約及び監督について
・委託契約における業務内容についての公表
※市が実施する事業と組合による実施事業の明確化と透明化
⇒直接の除排雪事業のみではなく、雪堆積場の設備等関連するものも含む
・組合が実施する再委託及び発注業務の透明化への指導
⇒民間事業者であるが、市の予算での実施事業であることより、市民の疑念を招くことのないよう監督体制を強化する必要がある
・大雪時等の緊急を要する場合における対応の明確化
●事業実施における事前計画について
・大雪時における優先除排雪路線及び場所の再確認
※市民生活を守るためのトリアージ的な視点での事業実施を考慮すべし
⇒バス停・バス路線の優先確保
⇒駅周辺地区の優先除排雪
⇒消防・救急・病院のアクセス確保
⇒雪堆積場周辺のアクセス道路確保
・雪堆積場の弾力的運用
⇒緊急時における受け入れ時間延長を可能とする体制の事前相談
⇒雪堆積場の予備候補地の事前設定
●除排雪事業実施に伴う事項
・除雪工区と実施事業者の保有機械数の確認と工区割への助言
・交通マヒ時の一時的な幹線道路の通行止め等の排雪作業の実施
・除雪出動に対し予算重視ではなく、安全な交通確保を優先する対応
・出動判断を事業者への移譲による責任の明確化
●市民への情報提供
・除排雪実施内容の随時公表(出動・排雪共に)
・自治会排雪の日程変更の随時更新
⇒実際に遅延の日程変更の更新が行われていない。
⇒そのためごみの収集停止の案内も更新されなかった
・Googleマップの活用による渋滞情報へのアクセス
・市民利用可能な雪堆積場の案内(組合以外のもの)
●除排雪実施体制の維持・向上について
・除排雪事業者の雇用維持、設備維持を図る視点からの夏場の事業拡大
・適正な事業単価の確保(特にダンプ運転手確保の視点で)
・オペレーターを含めた技術向上研修の実施支援
●組合加入以外の除排雪事業者の連携について
・組合に加入していない除排雪実施可能な事業者の把握と緊急時の連携を可能とする体制の構築
・公共性のある施設(地区センターや自治会館、商店街等)の除排雪契約事業者の把握と連携の構築及び支援
●行政の体制ついて
・北海道地域防災計画及び北海道防災会議「北海道の雪害対策」実施要項の市町村の役割における雪害時における訓練・実施体制の見直し検討
・江別市における大雪の災害基準の明確化(危機管理体制への早期移行)
※ごみ収集他通常業務に影響が出ている時点で災害との認識すべきあり、市民生活への影響を最小限とするための早期対応が求められると考える。
・除排雪はすべての市生活=市の業務の影響があることを考慮し、部署横断的な情報共有による除排雪事業の優先度の確認が必要